脱ヘタレ。

kanoroot2009-05-27

魚を三枚に卸すのが好きだ。出刃が中骨の上をすべっていく感触がたまらない。
「魚の目がこわい〜」などとほざく輩は海に沈んでしまえばいい、と常日頃思っている私だが、ひとつだけ調理が苦手な魚介があります。
それは、いか!さばくのは楽しい。けど、あの黒いつぶらな瞳をいつも直視することができない。うるうるしてるんだもの(死んでんのに)。さっきも斜め前を見ながらさばいてました。塩麹に漬けておいて、グリルで焼くつもり。


昨日、駅に向かってぶいぶい自転車をこいでいたら、突然ガキーンっつってチェーンが外れて走れなくなってしまった。こういう予測不能の事態に、私はとても弱い。もう心がポッキリ折れて、うなだれながら自転車を押して行った。そして、気持ちを楽しい方向に持ち直すことができず、結局午後までブルーな俺ちゃんなのでした。
まったく精神的に弱くてダメね。最近、自分のヘタレっぷりに嫌気がさしている。みなさんうすうす勘付いているとは思いますが、私の三大短所は「ヘタレ」「腹黒い」「飽き性」(履歴書には書いてないです)。「腹黒い」「飽き性」は今更どうにもできないし、治すつもりもあんまりないのだが、「ヘタレ」は人生を楽しくするためにも直したいものです。強くなろうぜ!自分よ。


消されたヘッドライン』を見る。しかし、この邦題どうなのよ…。微妙に内容と合ってないしさ。
ラッセル・クロウは、太っちゃったけど、役者としては貫禄が出てよくなってきた。仕事一筋でちょっとクセのある男を演じさせたらピカイチ。最後の詰めが少し甘かったかなぁとは思うけど、真実に迫っていくまでの展開はスリリングで、テンポがよくて楽しめました。
映画館に貼ってある予告ポスターを見ていたら、『ハリー・ポッター 謎のプリンス』の「ス」の部分が折れて、『謎のプリン』になっていた。それなら見たい。ハリーも骨抜き!ときめく、謎のプリン!


帰りに、たまたま先行発売していたので『1Q84』ゲット〜。一応、春樹ファンなんですのよ、私。一緒になって走ったり、スガシカオは聴かないけどね。
高山なおみの『チクタク食卓』をだらだら読んでいたのをお休みして、勢いつけて上下巻さっくり読んでしまおうと思います。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2