ただ目の前にあることを。
震災後、ぐっときた言葉。
「僕たちの目の前にある現実は問題ではなく、答えだ。」
http://twitter.com/#!/levinassien/status/50102045847453696
「連載漫画家は、この大災害と無関係な世界とそこに住む人間達を、災害以前と同じ手触りで描かなくてはならない。この難題に今挑んでいる同業の方たちに敬意を。数々の困難を越えて近いうちに漫画雑誌が世の中に届けられたら、つかの間の娯楽で次への活力を補給してください。僕もリアルネーム開始。」
http://twitter.com/#!/inouetake/status/49394694840532993
「けれど彼女はそのたび新しい場所でけなげに茎を上げ、葉を起こしてきた。花姿は楚々としてたおやかだが、決してへこたれない。積み重ねてきた努力が水泡に帰する様な結果になっても、またその場から生き抜くための一歩を踏み出す。(中略)いつだって、生きていくことにためらいがないのだ。失ったものに思いを残さず、ぼろぼろになってさえ、いつもここからがスタートライン、という生き方。」
梨木果歩『不思議な羅針盤』
連れの両親は被災したけど無事でした。
でも自宅は津波で全部ダメになってしまった。命だけは助かってよかったって安心したけど、電話で「なにもかも失ったよ。でもがんばるからね。」と義母から言われ、何も言葉が出てこなかった。被災して「よかった」わけがない。
心配だけど、とにかく、遠くに住んでいる自分に今できることは『普通の生活を続けていくこと』だと思ってます。心配や不安に飲みこまれないように。平常心と深呼吸。よしよし。
さて。やっとゲットしました!!BEADY EYE『Different Gear』。
リアムが王様の椅子(DVD『Live Forever』で座ってたやつ)にどっかり座りこんで
「金も名声も腐るほどあるからよ、あとは好きな歌だけを歌ってく。ま、天才の俺様が作ってかっこよくならないわけないんだけどな。」
と言ってるのが聞こえてきそうなデビューアルバム。
オアシスを常に新しいステージに持っていこうとしていたノエルがいなくなったことでどうなるかと思っていたけど、特にどうもならず、元に戻っただけだった。ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーの影響を隠すことなく、本当に好きなメロディを好きなように歌っている。構えていたこっちが拍子抜けするくらいの力の抜き加減はさすが、としか言いようがない。
まぁでも正直なところ、クオリティとかどうでもよくって、リアムの歌声を聴くだけでもう満足。相変わらずのハスキーなのによく透き通る歌声。なかでも「THE BEAT GOES ON」はいかにもリアムの作曲って感じのシンプルできれいなメロディで、とても気持ちがよく耳に響いた。
こういう、精神的に揺らいでるときに好きな音楽があるってなんて幸せなことなんだろ。
Different Gear, Still Speeding
- アーティスト: Beady Eye
- 出版社/メーカー: Play It Again Sam
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: CD
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