はらがいたい。

お腹をそうぜつに壊している。なにを食べても流れていく。絶食しかないな、絶食。毎日ジェラート食べてたからいけないのか。しんどいときは、やっぱり出汁や味噌汁が飲みたくなるねぇ。和食をまったく取らなくてもへっちゃらな連れは、「今日はだるいな…。」と言いながらピザを食べている。胃腸がイカれてるとしか思えん。


いつも行く銀行は、ちょいワルオヤジが受付をしてくれるのが楽しみ。「24」に出てくるクロエの元ダンナのモリスに似ている。はげてるけど、渋くてダンディーで素敵なのだ。
こちらでは口座の自動引き落としができないらしく、家賃や光熱費の支払いは銀行や郵便局に直接行かなければいけない。毎月窓口まで行かないといけないのは面倒だけど、モリスに会えるからまぁいっか、と思うようになった。
モリスもイタリア人なので御多分に漏れず事務作業がおそーいのだが、「Aspetto.(ちょっと待ってて)」とセクシーボイスで目を見て言われると、いいよいいよ、あなたのためならいくらでも待つよ、とついついラブな気持ちで許してしまう。


それにしても、ミラノの銀行はいつ行っても空いているのです。ATMも。みんないつお金を下ろしてるんだろ。日本みたいに、昼休みに制服着た店員さんが両替のために並んでるっていうのも見ない。だからあんなにしつこく小銭を要求してくんのか。なぞ。


週末はベルガモトリノに行ってきました。
日帰りの旅、超たのしい!!ミラノは都会だから暮らしやすいけど観光するとこがない。古い街並みや小さい教会を回ったりして、ようやくイタリアに来たねぇという気分になった。


トリノでは、伝統的ピエモンテ料理を食べたくて、教えてもらって行ったリストランテが大当たりで、滞在時間はほぼ食べていた。野菜と肉が入った小さなラビオリがとてもおいしかった。
ドゥオモでは今年は聖骸布が公開されてました。聖骸布ってのは、キリストを処刑後に包んだ布のことで、篤い信仰の対象なのだそう。なぜか布におっさんの顔が浮き上がってきていて(調査の結果、キリストではなくて知らんおっさんの顔らしい)、私にとってはありがたいを越えてオカルトでした。
トリノは食べ物とお菓子がうますぎてステキなので、ぜひまた行きたい。