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kanoroot2009-03-20

お久しブリーフ!(ええ、マネしましたとも。使いたかったんだもの!!)


おうちにお花のある生活っていいわね。うるおってるって感じがするわ。と、仕事帰りに突然思い立ち、オレンジと白のかわゆいラナンキュラスを買って帰った。玄関のドアを開けて、気が付いた。・・・うち、猫がいたんだった…。
あほでした。全部食われました。うるおいなんて、もういらねー。


坂本龍一『音楽は自由にする』が鬼おもしろい。読み終わるのがもったいない。
高校生の頃からジョン・ケージとか聴いてるんだもんなぁ。そりゃあ、私にとっては雑音としか思えない謎の音楽も理解できるわけだ。あと、衝撃的なのが、中学生の頃にドビュッシーに夢中になっているところ。

あまりに夢中になってドビュッシーに共感して、自我が溶け合ってくるというか、もうずっと昔に死んでしまっているドビュッシーのことが自分のことのように思えてきた。自分はドビュッシーの生まれ変わりのような気がしたんです。おれはなんでこんなところに住んでいるのか、どうして日本語をしゃべっているのか、なんて思うくらい。ドビュッシーの筆跡をまねて、帳面何ページにもわたってサインの練習をしたりもした。「Claude Debussy」って。

教授、ついていけません!いや、ついていけなくていいんだけどもね。でも、もともと天才ではあるんだけど、音楽だけじゃなくて本にも映画にも本当に詳しくて努力家だし、頭が柔軟で愛嬌がある人だ。だからこそ、いい人間関係が築けて、いい仕事をすることができるんだろうなぁ。


今日は弟くんと、三池崇史監督『ヤッターマン』を見に行った。『ゼブラーマン』超えてきましたよー。子どもじゃ理解できないくだらなさ満載で素晴らしい。細部まで凝っていて、ほんっとうにくだらなくて面白かった。これ以上の実写版はあり得ないってくらいの完成度で、三池監督の力の入れように感動した。役者のバランスもすごく良くて、中でもやっぱり深キョンドロンジョは最高。これよりロリータすぎても、セクシーすぎてもダメ、という絶妙なポイントを押さえていて、この役は彼女じゃないと成り立たなかったなーと思いました。
なんにも考えないで楽しめます。見に行くべし!