はらぺこちゃん。

雪だし寒いし休みだし、ひきこもり。
こんな日は、毛布にくるまってぬくぬくしながら、買いたての本読みたい。伊藤まさこ『あの人の食器棚』（単行本化、待ってました！）、塩野七生『ローマ人の物語』1巻・2巻（このシリーズ読むの、今年の新たな目標。）、　山田芳裕『へうげもの』8服。
しかし、今日の私には味噌作りという任務があるのだ。大豆も昨夜から浸水済みだし、逃げられぬ。くそう。今日作らなければ、しばらく一日空いている日はないからやるしかない。そうさ、今日は味噌作りにうってつけの日！（←自分に言い聞かせてる。）

そんなわけで朝から、マイケル・ジャクソンを大音量で流しながら、大豆をことこと煮ていた。さっき琺瑯に味噌種を無事納品しました。2月中に間に合ってよかったー。
味噌作りの欠点は、ガスが二口ともふさがってしまうので、火が使えなくなるところ。そして、大豆が煮えたら次の作業をどんどんこなしていかなければいけないので、途中で何も食べられないところ。なので、今お腹がぺこぺこ。

そういえば、友達からこんなメールがきた。
「エリック・カールの『はらぺこあおむし』って絵本、知ってる？それに出てくるあおむしがアナタにそっくりだよ！」
・・・『はらぺこあおむし』は、あおむしくんが、食べても食べてもおなかがぺこぺこで、毎日もりもり食べ続け（途中おなかを壊すけど）成長していく話。まさに「オールウェイズ・はらぺこあおむし」な俺。ただ問題は、あおむしくんと違って、私はもう成長はしないから、食べ過ぎるとお腹を壊すだけなのよね…。
先日のイタリアンの料理教室でも、小食のマダムたちを尻目に、春野菜のフリットをわしわし食っていたら、「ちょっと！この子に食べ物を与えないで！胃腸が弱いくせに食べるから！」と先生に言われてしまった。ふん、わかったよ、気を付けますよ。自分への戒めとして、手帳にあおむしくんシールを貼り付けた。（エリック・カールのシール帳を持っている。いいでしょう。）

さて、お腹すいたので、安倍川餅でも食べることにします。食べ過ぎない程度にね。そして、まずは『へうげもの』の新刊からだな。

はらぺこあおむし エリック=カール作