香取慎吾くんの日。

ようやく重い腰をあげて、週末の古本市*1に出す本を選んでおります。これは悩むなぁ。本棚の前でぼーっと佇み、だんだん考えるのが面倒くさくなってきて、マンガ『ドラえもんのび太結婚前夜』に逃避する。ええ話やね。


今日帰り道に、ちょっと変わった雰囲気のおばあさんに質問をされた。赤い花柄のワンピースに、造花がいっぱいくっついた麦わら帽子をかぶっている。駅通路に大きく貼ってあるテレビか何かの広告を指差し、大声で「この男の人は誰ですか?!」。私も大声で答えた。「香取慎吾くんです!!」
おばあさんは「ほぉ〜〜。」と感心していた。好みのタイプだったのだろうか。


さてさて、遅ればせながら、「男の魂に火をつけろ!」の「邦画オールタイムベストテン」(http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20081113)に参加します。はじめてです。心おもむくままに選んだため、分っかりやっすーい結果になった気が・・・。

1.『キッズ・リターン』(1996/北野武監督/安藤政信主演)
2.『晩春』(1949/小津安二郎監督/笠智衆主演)
3.『七人の侍』(1954/黒澤明監督/三船敏郎主演)
4.『天空の城ラピュタ』(1986/宮崎駿監督)
5.『ぐるりのこと。』(2008/橋口亮輔監督/リリー・フランキー主演)
6.『犬神家の一族』(1976/市川崑監督/石坂浩二主演)
7.『それから』(1985/森田芳光監督/松田優作主演)
8.『まあだだよ』(1993/黒澤明監督/松村達雄主演)
9.『砂の器』(1974/野村芳太郎監督/ 丹波哲郎主演)
10.『簪』(1941/清水宏監督/田中絹代主演)


1は他に考えられなかった。2は『東京物語』も捨てがたかったけど、父と娘を描いた映画でこれを超えるものはないので。3は面白いの一言。4は大人になってから気付いたシータの悪女っぷりには、ねえさん完敗っす。5はとにかくよかった。大好き。6、プールに入ると必ず足だけ突き出すのをやってしまいます。7の松田優作が好きなんです。8は猫を探すくだりが可笑しくてかわいい。9、泣ける映画を見たけりゃこれ見ろよ。10は田中絹代の美しさと物語の幸福感にやられます。

*1:鬼子母神通りでやる「みちくさ市」(http://kmstreet.exblog.jp/)。三人で参加します。ひまな人は来てね。