毛だらけバッグ。

黒猫の中で、カバンに乗っかって休むのが流行っているらしい。安定悪いと思うんだけど。
そのため、外に出てからカバンが毛だらけじゃん！と気付くことがよくある。猫の毛はコロコロじゃないと取れないので（指でつまんでいると終りがない）諦めて一日中毛だらけで過ごすしかない。

今月は特集がツボに入る雑誌が多くて困る。
とりあえず、勝手にキョンキョン強化月間なので、キョンキョンが表紙の雑誌は要チェケラッだ。『ku:nel』は変なばあさんが写ってて買わずにはいられない。原田知世がかわいいのう。『芸術新潮』は須賀敦子。『暮らしの手帖』は「魯山人のお茶漬け」となるとほっとけないでしょう。三浦しをんがエッセイを書いていて、今彼女のエッセイにはまっている私は「まさかあの勢い（BLラブとか）で書くつもりか？」とドキドキする。が、「祖母と孫の仲良し話」として、ちゃんと『暮らしの手帖』仕様になっていた。「おしなびさん」には笑ったけど。『住む』は特集の集合住宅（狭い住居をいかに快適な空間にするかは都会人には重要課題です）も気になったけど、ヴィルヘルム・ハンマースホイに食いつく。室内の光と影の描き方がとても美しい。やっぱり上野に本物を見に行こう。
ところで、最近雑誌が厚くなっている気がするんですが、気のせいですか？特集号が多い時期だからかなぁ。立ち読みしていると、手がつりそうになるんだよね。私の握力が貧弱なだけ？うちの母親が「家庭画報（ミセスでも可）で人を殺せる」とよく言っていたのを思い出す。確かにあの角は凶器になるわ。

今週は毎日グリーンカレーを食べていた気がする。いや、作りすぎたからなんですけどね。カレールーで作ったカレー、ドライカレー、スープカレー、レッドカレー、ココイチのカレー、蕎麦屋のカレー、なんでもカレーは好きだけど、一番はグリーンカレーかもしれない。連日でも飽きなかったもん。食べたあとの爽快感が好き。ごはんだけじゃなくて、素麺をゆでてグリーンカレー温麺にしてもおいしい。
さらに今週は毎日栗蒸し羊羹を食べていた気がする。「その果実、鶏卵の如シ」（by 『延喜式』）の栗。黄色くて大きな姿も、甘い香りも、ほっこり具合も素敵。秋が近付くと、あなたに会うことだけを考えて過ごしているの。栗蒸し羊羹は、本当は一本ひとりでチョコバーみたいに食べたいところだけど、ぐっと我慢しています。