ちっさいおじさん。

kanoroot2008-09-10

黒猫がを産んだ。緑の卵だ。
産む現場を見ていなかったけど、避妊手術をしてるから、きっとピッコロ大魔王みたいに口から出したに違いない。「ポコペンポコペン・・・ウエッ」って。大切に温めながら孵るのを待っている。これ以上ペットが増えても困るのよね〜。目玉焼きにして食っちゃえ!と思い、黒猫が熟睡中のところ忍び寄り、卵を奪い取る。フライパンにオリーブオイルを熱して、卵を割りいれたら、ちっさいおじさんが出てきた。「あっぢーよ、ねぇちゃんっ!!」殺されかけて怒り心頭のおじさん。氷水につけたら落ち着いた。今、よっちゃんイカをしゃぶりながら焼酎を飲んでいる。
またペットが増えてしまった。どうせならV6の岡田くんのような若いイケメンがよかった。




・・・うそでーす。ズッキーニです。ズッキーニはフリットがうまい。あ、でも、ラタトィユに入ってるのも好き。
写真を撮ろうと思って、黒猫の腹に無理やり押し込んだら、即逃げられました。青臭いのが嫌だったらしい。
「ちっさいおじさん」ネタは、うちでは昔からよく使われます。部屋が汚いのも、本が増えていくのも、買い置きのハーゲンダッツがなくなっているのも、ぜーんぶ小さいおじさんのせい。かわいそうなおじさん。


『Arne 26号』が届いた。なんと!!川久保玲のインタビュー。ハルキのときも驚いたけど、彼は日本のマスコミが嫌いなだけで自己アピールは激しい人だからアリだろうと思っていた(だって本当の恥ずかしがり屋さんは上半身裸の写真は載せんだろう)。川久保玲のこんな自然なリアルなインタビューができる人なんて、世界中で大橋歩しかいない。すっごいなー。
私がコム・デ・キャルソンの服と出会ったのは大学一年生の夏。今でも青山本店に足を踏み入れた時のことは忘れられない。「たかが服」だと思っていた「洋服」がアートで、作品になっていた。服の概念が180度変わった。こんな気合いの入った服を作る人がいるのに、変なの着ていられないわ、とものすごく焦ったのを覚えている。それ以来10年間ギャルソンの服を着てきたけど、今でも袖を通すときは緊張する。川久保玲の価値観を着るんだなぁと思うと気が引き締まる。


今日J-WAVEでDJタロウがコメントしていた「ジャケ弁」ブログ、さっそく探して見たらおもしろかったです。
キャラ弁」ならぬ「ジャケ弁」とは、レコードジャケットそっくりそのまま再現している弁当のこと。私は、アニメのキャラクターを再現した「キャラ弁」が気持ち悪くて苦手。子どもに喜んでもらいたいという想いが、なぜあんなまずそうな弁当になるかが分からん。「ジャケ弁」もどうなのよ、と思ってたんですが、これが笑えるのよ〜。ロック大好きネエさんが自分のために作っていて、全然かわいくない弁当の数々。キング・クリムゾン、怖すぎ。私のお気に入りは、レッチリメンバー4人(着せ替え人形。これも自分で作ったんだと思う)が、ニルヴァーナのジャケ弁を囲んで「カートを偲ぶ」の写真。ステキ。
ロック好きは一回見てください、ぜひ!!(「オバッチのJacket Lunch Box」。アンテナに入ってます。)