ゲット ワイルド。

kanoroot2008-09-05

今日は洗濯物がよく乾いてよかった。私は室内干しが嫌い。湿気がすごいし、室内干しした洗濯物ってくさい。なんというか・・・、そう、ゲロみたいな匂いなのだ。うちだけですかねぇ?洗剤がよくないのか、干し方が下手なのか、どちらにしろ、大人の女(のつもり)としてはゲロくさい下着を身につけるわけにはいかないじゃないか!
雨の風情も分かっちゃいるけど、やっぱり晴れが好き。江國姉妹のように「雨の日は、日がな一日窓から雨を見ているのが好き。」なーんてロマンチックなセリフを言えるようになりたいものだ。


夏は暑くて集中力に欠けていて、さらりとしたエッセイとか短編小説ばかり読んでいた。あとだらだらとマンガをね。利休がついにぷっつんしたへうげもの』、私ならそっこうくたばるであろう7SEEDSがおもしろかったです。
涼しくなってきたら、こってこての恋愛小説を読みたいと思っている。苦手なんですけどね、恋愛小説。今、目を付けているのは、田辺聖子の三部作『言い寄る』『私的生活』『苺をつぶしながら』田辺聖子は、映画化された『ジョゼと虎と魚たち』しか読んだことがない。彼女の小説は恋愛の心理的なやりとりがこわーくて、なかなか今まで手に取ろうとは思わなかった。読んでいて痛いのよう。でも、川上弘美も『CREA 9月号』で薦めていたし、勢いつけて読んでやるぜ。復刻版のハードカバーも装丁がかわいくてナイス。


ファッションの話。なんかねぇ、今年の秋は「ジレ」がおしゃれらしいよ。「レギンス」の次は、「ジレ」。
なんのことか分かった人は相当流行に敏感!オッサレ〜!な人だ。私なんかさっぱりだったもん。ジレ・・・、じれったい愛・・・、T-BOLAN…?!くらいの発想力だもん。「ジレ」とはベストのこと。レギンスと一緒で言葉のマジックってやつね。「ももひき」→「スパッツ」→「レギンス」と同じで、「チョッキ」→「ベスト」→「ジレ」。呼称が変わるだけでなんだかおしゃれアイテムっぽくなってくる。ファッション界による陰謀です。
スタイリッシュらしいジレですけど、Tシャツに重ねるだけで秋が演出できるっていうのは楽だし、急に涼しくなって着るものがないときに寒さ対策にもなるのは便利かも。私の野望としては、ムートンやファー素材のもっふもふのベスト、否ジレワイルドに着こなして、「どこに行くの?」「イノシシ狩り。」と言いたい。

私的生活

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