甘味ラブ。

kanoroot2008-08-04

クリームより、断然あんこ派
暑い季節は、かき氷やあんみつにのせるとたまらないですね。ちなみに氷は宇治金時ミルクが好きです。
甘味屋で働いていたこともあって、和のデザートにはうるさい。氷は手かき、寒天はその日の作りたてで天草の香りがするものじゃないと嫌だし、あんみつにのせる果物は生に限る。
最近のお気に入りは、西荻喜多屋のあんみつ。ここのあんみつ、求肥パラダイスなのです。大きいのが5個も!もち好きには最高。そして、あんこも黒蜜も寒天もとてもおいしい。初めて買ったときに喜多屋のおばさんに「私、缶詰のフルーツが苦手なんですよー。」と言ったら、「私も!あんなののせるくらいなら寒天だけのほうがましよ。うちのは地味だけどおいしいよ。」と言われました。素敵。そうです、果物のせたい人は自分で切ってのせればいいのよ。


バットマンの新作ダークナイトのCMがテレビでも始まりました。
ジョーカー、かっこよすぎじゃない?ヒーロー、かすむね。天才的な邪悪っぷりが素晴らしい。ぞくぞくします。
それから、ノルウェイの森』映画化決定。トラン・アン・ユンが撮るんなら、映像もきれいだろうし、女の子はかわいいだろうなぁ。映画は観てみたいけれど、実は『ノルウェイの森』自体は苦手・・・。なんで春樹作品の中で信者が一番多いのか分からん。
私の村上春樹への思いは、小沢健二への気持ちとかぶる。ふたりとも、好きな本や音楽の基礎となっているにも関わらず、素直に好きと言えない。なんだか恥ずかしい。そして、自分が好きなくせに、両者の作品への愛情を臆面なく語れる人には、弱冠ひきぎみに…。複雑な気持ちなのです。あと、今の作品も欠かさず読んで(聴いて)好きなことは好きなんだけど、やっぱり初期作品が一番っていうのも一緒。春樹なら『風の歌を聴け』から『ダンス・ダンス・ダンス』の初期三部作、オザケンならフリッパーズの時代から『Life』のあたりまで。でも、どちらも初期の作風にはもう戻れないのも、よくよく分かっています。寂しいけど、仕方なし。


浦沢直樹×手塚治虫PLUTO』6巻、安部夜郎深夜食堂』2巻、購入。『深夜食堂』、貧相(←失礼)な絵なのに、読んでるうちにじわじわと沁み渡ってくる心地よさ。めしやに集う常連の関係性も複雑になってきて、1巻よりさらにおもしろくなっています。今回一番食べたくなったのは、第21夜のオニオンリング。ビールと一緒に。レモン→塩・胡椒→ソース→ケチャップ・マスタード→締めに卵とじ。
う、うまそー。

深夜食堂 (2) (ビッグコミックススペシャル)

深夜食堂 (2) (ビッグコミックススペシャル)