うちはせいろに入ります。

kanoroot2008-01-06

2008年です。今年もよろしくお願いします。


で、年末年始は仙台で過ごしました。寒かった・・・!!!お供に連れて行った本は、バリー・ユアグロー『一人の男が飛行機から飛び降りる』、井上荒野『もう切るわ』、坂本素行『糖尿病S氏の豊かな食卓』。我ながらナイスなセレクトでした。『糖尿病〜』は中身も面白いけど、装丁、挿絵、字体も素敵で読み終わるのが惜しかった。趣味、いいよなぁ。井上荒野は短編集『ベーコン』がすごくよくて、なんで今まで著書を読んだことがなかったのか不思議なくらい。曖昧な人間関係の描写がほんと、うまい。


仙台でも買ってしまいました。ブックカフェ「火星の庭」で田中小実昌『ワインの涙はそら涙』、イヴリン・ウォー『囁きの霊園(ブラック・ユーモア選集2)』。「火星の庭」は初めて行きました。「COW BOOKS」みたいな、セレクトがよくても古本があの値段じゃね〜という感じのお店を想像していたんだけど、良心的な値段でお茶もおいしくて、すっかり気に入りました。またぜひ行きたいです。


目下の問題は、動物病院から猫たちを連れて帰ったら、二匹ともげろげろ吐きまくっていること。うちの飯は口に合わなくなったってことか??
今年も私と私の好きな人たちがほどほどに幸せで、世界が平和でありますように。